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喰う寝るふたり住むふたり(日暮キノコ)作者情報 [月刊コミックゼノン]

原作者の日暮キノコは神奈川県出身の女性漫画家です。

独学で漫画を学んできました。

漫画家になろうと思ったきっかけは「ちびまる子ちゃん」だったそうです。

働きながら漫画の投稿を始め、デビュー作は「FASHION FREAK'S ROCKY ROAD」

本作品が第29回BF新人まんが大賞で佳作を受賞したことで漫画家デビューが決まりました。

また、このデビューをきっかけに、漫画家の元で漫画を学ぼうと考え、アシスタントをするようになります。

初単行本となったのは「ウメニウグイス」という作品で、女子高生・うめの恋愛模様を描いた作品です。

単行本自体は絶版となっています。

昔から温めていた同棲ネタをもとに「喰う寝るふたり住むふたり」で青年誌初連載を飾りました。

本作品は2人の目線から物語が進められる2話構成で、慣れるまでは書くのに苦労したそうです。

新人の頃はカラーページが書きたくても書かせてもらえず、編集長に直筆の手紙を送り直訴する積極性を見せたそうです。

また、短編集「なないろ胞子」にはデビュー当時の読み切り作品も掲載されており、また「喰う寝るふたり住むふたり」の書き下ろし特別編も収録されています。

300ページ以上という大作で、さらに、1作ごとに解説が書かれています。

「喰う寝るふたり住むふたり」で、日暮さんの作品に興味を持たれた方には必見の作品です。

「月刊コミックゼノン」2014年4月号で漫画家人生初となる表紙を飾りました。

また、コミックゼノンの漫画賞で審査員を務めた経験もあります。Perfumeや山里亮太のライブに出かけることも。
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