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おおきく振りかぶって|作者情報 [月刊アフタヌーン]

「おおきく振りかぶって」の原作者ひぐちアサは、埼玉県出身の女性漫画家です。

中学と高校ではソフトボール部に在籍していました。

法政大学ではスポーツ心理学を専攻し、これらの経験や知識が「おおきく振りかぶって」に活かされているように思います。

心理学を専攻していた理由は、漫画のネタが拾えるという思いからだったとか。

大学卒業後、ひぐちアーサーという名義で子どもの頃からの夢であった漫画家デビューを果たしました。

デビュー作は「ゆくところ」

その後「家族のそれから」や「ヤサシイワタシ」といった、家族のきずなをテーマにした作品を発表しました。

この次の作品となったのが「おおきく振りかぶって」です。

いつかは野球漫画を描きたいという思いを実現させた作品となりました。

小学生の頃によく行っていた接骨院に置いてあった「ドカベン」や「つらいぜ!ボクちゃん」を繰り返し読み、模写していたそうです。

ドカベンとの出会いが野球との出会いにもなりました。

ドカベン48巻分の試合展開を覚えてしまうほど愛読していました。

このころから、絵や漫画が描くのが好きだったそうです。

また、野球にも興味を持ち始めました。

「おおきく振りかぶって」の連載が始まる1年前から、母校の野球部に密着し、練習の風景や監督の役割、親御さんの心情などを取材しました。

登場人物である阿部隆也ですが、当初は阿部伸之介だったそです。

高校野球の中継を見ていたところ阿部慎之助という選手が同じくキャッチャーをしていたことに大変驚き、興奮したそう。

この阿部選手は、数年後、巨人でプロ野球選手として活躍することになるのでした。

名前の読みが同じということで、隆也に変更したそうです。

林檎裁判

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